「資格をもった女性の会」とは?

 2年ほど前に、大阪の郊外で会を作りました。女医が社会でひどい目に会ってると感じたからです。ところが、薬剤師会にも同様のことがあると知り、薬剤師2名と女医2名、協力者の男性2名とで、集まりました。いろんな情報交換をして、この会を今後も続けていくと約束しました。

 ところが、私自身に事情ができ、身動きが取れない状態になってしまいました。やっと少し気分的に余裕ができたとき、後輩の女性からひどい話を聞きました。つらい思いをするのは私だけで十分だと思って、いろんなアクションを起こしていましたが、まだうまく行っていなかったのです。一人になっても最後まで戦うと思っていましたが、彼女に会ったことで、ひとりでは間に合わないことがわかったのです。

 周りに力を借りたい。そう思って会の発足を決めました。法律は仕事を持っている女性には味方してくれません。守ってくれるのは専業主婦だけです。でも、今のご時世に専業主婦を望む人はあまりいないでしょうし、不景気な今、専業主婦でいられる人が何人いるでしょうか?社会に出れば、男と同等の仕事を要求されるのに、いざとなると女はあてにしてない。いつ辞めるかわからないなどと、ひどい扱いです。いくら女医といえども、子育てや親の面倒は、当たり前にさせられます。
医者になるまでの教育に、かなりの税金が投入されているので、それを社会に還元しないとならないと思っていてても、働く場すら確保できなくなることも多くあります。暴力まではいかなくても、暴言を受けている女性がたくさんいます。そういった情報を共有しませんか?法律が守らないのであれば、法律を変えればいいだけの話です。法律だって人が作ったもので、万全ではないからです。

 いろんな人と会っていくうち、医療以外でも同様のことが起きていることを知りました。また、そういう女性たちを支えようとしている男性たちの存在も知りました。もともと、私は女性の会は好きではありません。女性と区別すること自体が、自分たちを差別化していると思っているからです。男性と女性が存在して初めて、社会が成り立つわけで、性別で区別する必要は無いはずです。

 “資格を持った女性の会“では、男性会員も募集します。身近にいる“資格を持った女性を支えている方”なら、だれでも構いません。当事者の女性は怖がってしまって発言できなくなってしまっている可能性があるからです。その人にかわって、代弁してあげてください。とかく男性が弱くなったと言いますが、やさしくなったのだと思います。昔のように俺について来いというタイプは減りましたが、個々で、誰かをやさしく守ってくれている気がします。

 社会を正常化するためには、知りたくなくても知らないとならない現実があります。それを直視することで、初めて問題点が浮き彫りになります。どんなことでも構いません。不当だと思ったことは何でもメールしてください。そこからしか、何も始まらないからです。会員は、当会で適切と判断された方のみになります。あった事実だけを伝えてください。それをどう判断するかは、他の会員に任せましょう。あった事実をお互いで公表していくことで、必ず解決策は見つかるはずです。

 会としては、適切だと思う有資格者を紹介します。また、個人では解決が無理だと判断した場合は、複数名で筋の通った説明を求めに現場に出かけます。複数の意見を出すことで、問題解決につながるはずです。

 あきらめない。それだけです。無理とか無駄という言葉は使わないでおきましょう。必ず何か方法があるはずです。

 

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